TM AI+トレーニングサーバー
工場自動化における目、腕、脳の融合
TM AI+トレーニングサーバーは、画像データの管理、AI学習パラメーターの設定、AIモデルの学習用のソフトウェアツールです。AIソリューションにより、ニーズに合ったモデルを簡単に学習させることができます。このAIモデルは、ロボットアームとマシンビジョンの両方に適用できるため、腕(協働ロボット)、目(マシンビジョン)、脳(AI)の強力な組み合わせを形成します。
主な特徴
- 学習が容易なグラフィカルインターフェイス
- ブラウザベースのソフトウェアとして設計されており、Webブラウザを使用してどこからでもログイン可能
- AIモデルの学習に使用される全ての画像データはローカルデータベースに保存され、企業機密データの安全性を確保
AIモデルを学習させる4つのステップ
画像データの収集
対象物の写真を複数枚撮影し、TM AI+トレーニングサーバーにアップロードする
TM AI+トレーニングサーバー
- ビジョンタスク(分類、検出、分割)の種類を選択する
- アップロードした画像サンプルにラベルを付ける
- 学習パラメータを設定し、学習を開始する
- 学習結果を評価する
AIモデルのインポート
- トレーニングサーバーから学習済みAIモデルをTMロボットや外部カメラにダウンロードする
- AI推論を開始する
AIアプリケーションの種類
組立検査
タイヤがPEフィルムで包まれているかどうかを確認する
すべての配線が正しく接続されているかどうかを確認する
分類
木製家具のさまざまな材料を分類する
気泡シートの表側と裏側を分類する
欠陥検査
エッジに損傷のある対象を特定する
鉄筒内に金属くずがないか確認する
計数/検出
トレイ内の対象数を数える
PCBAの部品が欠品していないか確認する
傷/切り込み/へこみ検査
DRAMゴールドフィンガーの傷を確認する